本当に下手なのか?石川遼の英語力を6年間の動画で検証!

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スピードラーニングでお馴染みの石川遼選手。

「聞き流すだけでここまで喋れるようになりました!」とのことですが・・・それって本当なの?

巷で「英会話教材の広告塔の割に英語が下手すぎる・・・」などと噂されている彼ですが、プロ転向直後の映像を見ると確かにひどい英語でした。

しかし、彼がプロに転向したのは16才の頃。そりゃゴルフに熱中している少年が英語をぺらぺらに話せるわけがありません。

そんなわけで今回は、以後約6年間でどれぐらい彼の英語力が上達したのかに注目してみたいと思います。

果たしてスピードラーニングの効果はいかに!(笑)

こちらはスピードラーニングの広告。

2008~2009年の遼くんが出てきますが、確かに言葉に詰まってしまい殆ど話せていません。
わずか1年でこんなに成長できました!と謳っていますが、2010年以降の遼くんが英語で話しているシーンは殆ど音声が聞き取れません。

こちらは2009年のインタビュー映像。

棒読み、テンプレ、ガッツリ日本人訛りの英語ですね。
“championship”のshの発音を「チャンピオンスィップ」とsの発音にしてしまうなど、日本人がよくやってしまう典型的なミスが見られます。
でもカンペを見ている様子はなく、これだけたくさんの外国人記者やカメラに囲まれているのに物怖じせずきちんと用意してきた英文を話せるのは、さすがスポーツ選手、肝が据わっているなぁという印象です。

こちらも2009年の会見。

これもかなりひどい。
“challenging”のgはzになってしまっているし、日本人訛りも顕著です。
それでも記者たちを沸かせるあたり、コミュ力の高さがうかがえます。

そしていよいよこちらが、スピードラーニング聞き流し後の遼くん!!

2010年のインタビューです。
・・・上達している!!!!
記者が気を遣ってかなりゆっくり話していますが、きちんと全てを聞き取って的確に答えを返しています。
棒読みを卒業し、「あ~・・・」と詰まるところは多々あれど、以前までの英語と比べると遥かになめらかに話せています!

こちらが2012年のインタビュー。

記者の話しかけるスピードが速めですが、聞き返すこともなくスピーディーな受け答えをしています。
rの発音がとても良くなっているし、単語ごとにきちんとスペルを意識して話していますね。
“kinda”や”Hopefully.”など、ネイティヴっぽい返し方まで!遼くん、スゴイじゃん!

最後に2013年の遼くん!

海外での活躍期間も長くなり、ゴルフの話題であれば大分慣れてきたでしょうが、趣味や他のスポーツについて聞かれてもきちんと受け答えできています。
文法の些細な間違いは見られますが、問題なく意思の疎通ができ、自分の伝えたいことを正確に伝えられるレベルになっていますね。

スピードラーニング、結構いいんじゃないの・・・?

・・・と思ってしまいそうになりましたが、実際海外で活躍している選手なので勿論宿泊先でもたくさん英語を使うでしょうし、ゴルフですから外国人と一緒にコースを回りますし、注目されている分海外メディアの接触も多いでしょうから、
「スピードラーニングを聞き流しただけなんです!」
というのはちょっと違うかな~と。

当サイトでのスピードラーニングレビューもこんなかんじですし…(笑)

少なくとも日本で生活している一般人よりは膨大な量の英語に触れているはずです。

しかしスゴイな、と思ったのはとにかく「きちんと聞き取れている」こと。
これが案外難しいんです!!
有名人ですから適当な受け答えでもいいや~というわけにはいかない場面でしっかりと相手の質問を聞き取り、堂々と答えられるというのはやはり勉強の時間を取っていることが自信に繋がるからなのかな、と感じました。
持ち前のコミュ力も、英語の上達に一役買っていそうですね。

「英語のやじは聞き取れないのでそれが逆に良かった」発言で一時世間を騒然とさせた彼ですが(笑)、
プロですから試合に集中しているときに外国語、特にスラングなどは耳に入ってこなくて当然かもしれません。

でもひとつだけ、ちょっぴり残念なのは「あ~」の口癖。
これも日本人あるあるですよね(笑)

結論。
「あ~」を減点しても、
「石川遼選手はかなり英語がデキる!」
と言って良いと思います!
発音はネイティヴのものとは違いますし、文法のミスや日本人訛りも消えていませんが、大切なのは「しっかりと意思の疎通ができる」こと。
そして学習面で大切なのは、「去年より今年のほうが上達している」こと!
このどちらも満たしている遼くん、今後の活躍と英語力の更なる上達を期待しています^^