【動画】薬物中毒と父子家庭、より多くの寄付を貰えるホームレスはどっち?

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アメリカ人のユーチューバー、コビー・パーシンさんがアップした動画が世界で話題になっています。
その内容とは
「薬物中毒と父子家庭、二種類のホームレスのふりをして、どちらがより多くカンパを集められるのか」
まずは動画でその結果をご覧ください!

いかがでしたか?
意外な結果ですよね・・・!

正反対のシチュエーションと、正反対の結果

”HOMELESS NEED MONEY FOR WEED, DRUGS, AND ALCOHOL”
「マリファナ・ドラッグ・酒が欲しいのでお金をください」

こう書かれたダンボールを見てカンパした人たちは、

“Stay high, man.”
「ハイになれよ!」
“I would buy you a bottle, but all I have is a dollar for you.”
「一本買ってやりたいけど、1ドルしかないんだ」
“Make sure you get a big bottle.”
「でっかいボトル買えよな!」
“Weed, drugs, and alcohol…Just live it, man.”
「マリファナ、ドラッグ、酒か・・・。ちゃんと生きろよ」

なんか、結構みんな優しい。でも男の人ばかりですね。
「アホだなぁ(笑)ほら、やるよ!」と、友達にでもカンパするような感じ。

対してこちら。

”HOMELESS SINGLE FATHER NEED MONEY FOR FAMILY”
「シングルファザーです。家族のためにお金が必要です」

病気の設定なのか、咳込む少女まで一緒にいるというのにびっくりするほどみんな無視!
見て見ぬふりをしているようにも感じられます。ボードを見ても素通りする人ばかり。
そんな中現れた一人の女性・・・

“That’s all I made today. But you need it so much more than I do.”
「これ、今日わたしが稼いだ全部なの。でもあなたのほうがずっとずっとこれを必要としているわ」
“You and your little girl. Can I say a prayer for you?”
「あなたと小さな娘さん・・・ふたりのためにお祈りしてもいいかしら?」

そう言ってお金を渡し、幸せを祈り、女の子に投げキスをしていきました。

コビーは慌てて立ち上がり、女性を追いかけてネタばらし。
「ごめんなさい。ここにカメラがあって、これは社会実験なんです。でも今起きたのは素晴らしい出来事だった、何千人と素通りしていったのに、あなたは今日稼いだすべてのお金を私のほうが必要としていると言ってくれました。本当にありがとう。僕にもあなたのためにできることがあると思うんです。」
そう言ってお財布から100ドルを出して女性に手渡しました。
「たくさんあるわけじゃない自分のためのお金を、私たちを助けるために・・・あなたは本当に素敵な人です。ハグさせてください、あなたはヒーローだ」

海外の反応

“Totally ignored the guy that did while she was talking, haha.”
「女性が話してるあいだにお金入れてくれた男性は完全に無視されててワロタ」
“They give money to a drug addict but not a father? What happened to our world”
「薬物中毒者にはお金をあげて、父親にはあげない?俺らの世界は一体どうなってるんだよ」
“Because children can’t really be homeless in the us, they would taken into custody or live in a homeless shelter, the drugs and alcohol one is honest and people could relate, if they were homeless that’s probably all they would do, the one with a child seems like a scam.”
「まあアメリカで子供がホームレスになるご時勢じゃないからなあ、保護されたりシェルターに入ったりできるんだし。酒とクスリの方は正直だし、みんないつか他人事じゃなくなるかもしれないって思うんじゃない。子供のほうは詐欺っぽくて怪しいよね」

特にマリファナは、日本よりアメリカの方がずっと身近だと思います。合法化している州もありますし・・・。

だからこそ、そこからドラッグに流れて中毒になってしまった人というのが「明日は我が身」ではありませんが、もしかしたら自分の家族や友人に同じようなことがいつか起こるかもしれない。そう思うと他人事と切り捨てられない人も多いのかもしれません。

動画へのコメントでもあるように、正直さに好感を持つ人もいたのでしょうね。
犯罪に対する意識も高い国ですから、子連れが嘘っぽいと警戒されてしまうのも当然と言えば当然です。

そんな背景も踏まえてもう一度動画を見てみると、新たな発見があるかもしれません。
賛否両論だとは思いますが、個人的には色々な意味で大変興味深い動画でした。