前回はebayのお話をしましたが、海外サイトに登録する際に「住所や電話番号ってどう表記すればいいんだろう?」と困ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は日本の住所や電話番号を英語に変換する方法を解説していこうと思います!
エアメールを出すとき、海外から日本へ荷物や手紙を送るときにも役立ちますので、是非チェックしてみてくださいね。
英語で住所を書いてみよう!
日本語の場合、順番が
郵便番号 → 都道府県 → 市区町村 → 番地 → 建物名/部屋番号 → 宛名
となりますが、英語ではこれが全部逆さまになります。
宛名 → 建物名/部屋番号 → 番地 → 市区町村 → 都道府県 → 郵便番号
こうなるわけですね。
実際にやってみましょう♪神奈川県にある「こどもの国」の住所を使って変換してみます。
〒227-0036 神奈川県横浜市青葉区奈良町700
山田太郎様
↓
Taro Yamada
700 Nara-Cho, Aoba-Ku, Yokohama-Shi, Kanagawa 227-0036 Japan
ここで迷うのが「区とか市とか県とかはどうやって書いたらいいのだ??」ということだと思います。
決まりはありませんので殆どの方が「Fujisawa-Shi」とか「Minami-Ku」と日本語をそのままローマ字表記するのですが、海外から荷物を発送する際などの伝票ではこんな風に↓
どれがCityでどれがStateでどれがStreetなのかをハッキリ書かないといけない書式のものが多いです。
ですから海外から荷物を送ってもらう際のオススメ表記は、
700 Nara-Cho, Aoba District, Yokohama City, Kanagawa 227-0036 Japan
こんな感じだと発送する側もわかりやすくて親切!
区がDistrict、市はCity、県はPrefectureですが、アメリカなどでは県というもの自体が馴染みのないものなので普段わたしは表記していません。
「どれがState(州)なの?」と聞かれたときは、「KanagawaがStateでオッケー」と答えてしまっています。(厳密には違いますが^^;)
ちなみに郵便番号は正式にはPostal Code、アメリカではZIP Codeと言います。
ZIPはZone Improvement Plan(郵便集配区域改善計画)の頭文字をとったもので、高速でものが移動する動作やその音を表現する英単語zipとかけてアメリカの郵便局であるUSPSが定めた郵便番号制度のことなんだそうです!
封筒の書き方は?!
左上に自分の名前と住所から小さめに書き始め、残ったスペースの真ん中に大きく相手の名前、住所を書きます。
どちらも国名を忘れずに!国名は赤や青など目立つ色で書きましょう。
右上に切手を貼り、残った左下のスペースに「航空便ですよ」という意味の”AIR MAIL”,”BY AIR”,””BY AIR MAIL”,”VIA AIR MAIL”などを太字で書いておきます。
これを書かないと船便に乗せられて何ヶ月も届かない・・・なんてことはもう現在ではないのかもしれませんが、ちゃんと書いておけば飛行機で運んでくれます。(笑)
宛名を書くときに困るのは、日本語で「様」にあたる部分だと思います。
日本語では家族やどんなに親しい友人でも「様」をつけずに手紙を送ることはあまりありませんが、英語の場合は親しい間柄なら敬称なしで送ってもOKです!わたしも友人同士や親子間でのやりとりでは、敬称はつけていません。
オークションや個人輸入で物品を売買して輸送する場合も、敬称は基本的につけませんね。このやりとりでは対等なので敬称が必要ないのだと思います。
敬称をつけるべき男性宛であればMr.これは大丈夫ですよね。
既婚女性はMrs. 未婚女性はMiss どちらかわからなければMs.と思われがちですが、Ms.は「結婚しているかどうかは関係ない敬称」なので、わたしは女性宛で敬称をつける時はすべてMs.にしています。これが無難でオススメです。ちなみに「ミス」ではなく、「ミズ」と発音します。
夫妻宛に送る際はMr.& Mrs. John Smithというように、Mr.& Mrs.のあとに代表者一名のフルネームを書きます。
意外と知らない、電話番号の表記と国際電話のかけ方
全世界共通の電話番号表記は、+国番号 → 一桁目を省略した市外局番 → 電話番号となっています。
日本の国番号は81ですから、例えば都庁の代表番号である03-5321-1111を英語表記したいときは、
+81-3-5321-1111
となるわけです。
日本から国際電話をかけたいときも、国際電話の識別番号である0033010(NTT)や001(KDDI)を押してから、
国番号 → 一桁目を省略した市外局番 → 電話番号の順にダイアルします。
余談ですが、実は国際電話ではアメリカだけがちょっとした例外。アメリカの国番号は「1」、そして日本の市外局番が0で始まるように、アメリカの市外局番は1で始まります。
つまりアメリカの番号だけは、世界のどこにいても、その国の国際電話の識別番号さえ押せばあとはいつも通りの番号にかければいいのですね。
お役立ちサイト紹介
・住所を英語表記に一発変換してくれるサイト、JuDress
(Stylish変換はジョークなので、実用的な方を使いましょう!笑)