アメリカ人「クリスマスにケンタッキー行かないよ。家族でホームパーティーさ HAHAHA」

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もうすぐクリスマスがやってきますね!

クリスマスと言えば、チキンにケーキに恋人たち・・・なイメージですが、アメリカではチキンもケーキも食べないし、若いカップルがイチャイチャしたりもしません!
というわけで今日は、知っているようで案外知らない日本とアメリカのクリスマスの違いをご紹介していこうと思います。

なんで恋人たちの日みたいになってるんだ

いやーこれはもう、謎としか言いようがありません。

アメリカでもヨーロッパでもクリスマスは家族で過ごす日なのに、日本では一体いつからそういうことになったのか?とにかく日本ではクリスマスといえばカップルがイチャつく日である、とアメリカ人に言うと大層ビミョーーーな顔をされます。そりゃそうですよね。元々宗教行事だもん。

「なんでだろうね?」と振ってみたところで当然答えが出るわけもなく、彼らからしてみればおそらく「お盆はカップルがイチャイチャする日」と言われるような違和感があるのでしょう。

家族が集まるわけですから当然お祝いも家でします。日本のようにレストランで高級ディナーという発想もなく、クリスマスシーズンはレストランも軒並み休業。みんなお家に帰ります。

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大体のお家がこんな風に物凄い大人数になります。いつもは広すぎると感じる家も、きょうだい達やその家族、子供達のそのまた子供達でいっぱいになるクリスマスはプレゼントもいっぱい!!

アメリカ人のクリスマスプレゼントは一人一個ではなく、いくつもいくつもたくさん買います。夫婦間や子供へのプレゼントだと10個なんて平均です。あれがあの人に似合いそう、これも好きそう、これもあげたい、そんな風に普段はしない「あれもこれも全部買い」をこの時期だけは誰もがします。

綺麗にラッピングしたプレゼントも、遠くに住む親戚から送られてきたプレゼントも、全部ツリーの下にどんどん置いていきます。そしてイブの夜にいっぱいになったプレゼントを眺めながら家族で楽しく過ごすのです。

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アメリカらしいリアル~な話をご紹介すると、プレゼントには大抵“gift receipt”「ギフト・レシート」という値段の入っていないレシートがついていて、これをお店に持って行くと気に入らなかったり被ってしまったプレゼントを交換できます。

これだけいくつも貰うと微妙なプレゼントもきっとありますもんね・・・。便利なシステムだけど日本人的な感覚ではちょっと罪悪感(笑)

ちなみにこちらの記事でも、ギフト・レシートについて紹介しています→ アメリカ人とプレゼント交換をするときの心得

「え!?KFC食べるの!?クリスマスに?!嘘やろ!?」

アメリカ人に「日本人はクリスマスにケンタッキーフライドチキン(以下KFC)食べるんだよ~、予約したりスッゴイ並んだりするんだよ~!」と言うと、もれなく「ガーン!」とセリフを書き入れたくなるような表情で驚いてくれます。

彼らにとってフライドチキン=ファーストフードでおやつのようなものなので、一年でいちばんのビッグイベントでKFCを食べるなんて、しかも何時間も並んで買うなんて・・・と仰天もののようです。
お正月には皆でマック食べてお祝いするよ!みたいなイメージでしょうか?

じゃあアメリカ人は何をメインに食べるのかというと、やっぱりターキー(七面鳥)?と思いがちなのですが、アメリカでターキーといえばThanksgiving(感謝祭)に食べるもの。

Thanksgivingは11月の終わりなので食べたばかりですし、クリスマスにはハムやローストビーフがメインのお家が多いです。もちろんターキーを選ぶ家庭もありますが、クリスマス=この肉!という確固たるメニューはなく、とにかくでっかい肉の塊をオーブンで焼いて皆で切り分けて食べるのがセオリー。

日本では肉の塊が丸ごと入るオーブンがなかなかないので、スペースの問題を考えるとフライドチキンはともかく、ローストチキンあたりが妥協点ではありそうです。

ところでハムってあのハム?なんだか寂しくない?という声が聞こえてきそうなので、アメリカのハムの画像をご覧いただきましょう。

ドーン。

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このでっかいハムの丸焼きをそれぞれ好みの厚さで食べます。日本のハムとは別物と言っても過言ではないですね。

ローストビーフも日本のもののように薄切りをちまちま食べるわけではありません。超厚切りのをナイフとフォークで食べます。

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家族のリクエストで、アメリカの「おふくろの味」であるミートローフやラザニア、マカロニ&チーズを作ることもあります。

これに前菜がわりのスモークサーモンやクリームチーズボール、マッシュポテト、野菜のソテー、パンやビスケット(KFCで食べられる、スコーンのようなアレです)がついてクリスマスディナーの完成!

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日本ではフライドチキンやピザを買って食べるイメージですが、アメリカのクリスマスはどちらかと言うと頑張って料理しちゃうイベント。アメリカ人は自炊の割合が低く、普段レトルトや冷凍、デリバリーなどで過ごすことが多いので、家族が集まって過ごすときには皆でワイワイ料理してゆっくり楽しく食べよう!という感じです。

当然そんな日にファーストフード店が賑わうわけもなく、クリスマスシーズンのアメリカのKFCはガラスキです。ちなみに日本のKFCはクリスマス前後の3日で58億円を稼ぎ出すそうですよ!物凄い差ですね!

アメリカのクリスマスは、ケーキではなくクッキー

意外に思われる方が多いかもしれませんが、アメリカではクリスマスにケーキを食べる習慣はありません。

クリスマスケーキの代表格「ブッシュ・ド・ノエル」も、名前の通りフランスのもの。最近よく耳にするようになった「シュトレン」もドイツのものですね。ケーキを食べるのは主にヨーロッパの習慣のようです。

前述の通り、家族が集まるのでこれまたおふくろの味であるアップルパイを焼くお母さんは割と多いのですが、「クリスマスケーキ」として焼いているわけではなく、ただのデザート。

アメリカの子供がいる家庭でクリスマスに作るお菓子は、ケーキではなくクッキーなんです!

普段アメリカで好まれているクッキーは中が柔らかくてチョコチップやレーズンなどの入ったものが主流ですが、クリスマスのクッキーはプレーンでかためのシュガークッキーをアイシングなどで飾り付けたものが多いですね。

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このクッキー、実はサンタさんのためのお菓子

プレゼントを持ってきてくれたサンタさんの大好物であるクッキーと牛乳をお礼に置いておく、という可愛い習慣のためのもの。

子供たちはサンタさんに喜んでもらえるよう、クッキーに絵を描いてお手紙を添えてテーブルに置いて寝ます。そして翌朝、ツリーの下には昨夜はなかったプレゼントが置いてあり、テーブルにはひとくち分欠けたクッキーと空のコップが残っているのです。

行く先々でクッキーを食べているから、サンタさんは太っちょなんですね!

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クリスマス・レシピをご紹介

如何でしたか?日本とアメリカ、同じクリスマスでもこんなに違う!文化の違いにそれぞれの住宅事情や家族のかたちが垣間見えますね~。

我が家は全員日本人ですが、クリスマスだけはわたしの好みで毎年アメリカ風のディナーを作っています。食文化が違ってもおいしいものは世界共通!家族にも好評です。最後にオススメレシピを少しだけご紹介しますので、チキンにプラスしてアメリカンな雰囲気を楽しんでいただけたら嬉しいです。

アメリカの料理は和食と比べるとほんっとうに手がかからず簡単でおいしいので、皆様もぜひお家で作ってみてください!

*Green Bean Casserole*
グリーンビーンズ(いんげん)のキャセロール

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材料:いんげん300gほど(冷凍でもOK!)
   マッシュルーム4~5個
   ベーコン数枚
   キャンベルスープ「クリームマッシュルーム」1缶
   牛乳100ml
   たまねぎ1/4
   フライドオニオン
   塩、こしょう、バター少し

1. いんげんは筋を取り5cmくらいの大きさに切り、ベーコンを千切りに、たまねぎとマッシュルームをスライス。
(冷凍いんげんだと筋を取る手間もなくポキポキ折ればOKなので楽です)

2. バターでベーコンを炒め、香りが出てきたらたまねぎを入れて炒めます。透き通ってきたらいんげんとスープ缶を入れて混ぜ合わせます。

3. マッシュルームと牛乳を加えて混ぜ、塩こしょうで味を整えたら火を止め、耐熱皿に入れて180度に予熱したオーブンで様子を見ながら20~30分ほど焼きます。

4. 焦げ目がつきはじめたら一度取り出してフライドオニオンをのせ、更に5分ほど焼いてフライドオニオンがカリカリになったら完成!

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*Cream Cheese Balls*
クリームチーズボール

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材料:クリームチーズ120g
   ドライフルーツやナッツ40g
   はちみつ 大さじ1
   ラム酒 小さじ1/2

1. 好きなドライフルーツやナッツをこまかく刻み、チーズは常温に戻しておきます。

2. チーズにはちみつとラムをいれてよく練り混ぜたら1.を加えて冷蔵庫で冷やし、固まってきたらラップでスーパーボールくらいの大きさにまるめて盛り付けます。見た目も可愛く、クラッカーに塗って食べるととってもおいしいですよ!

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