スーパーエルマーのレビュー。TOEIC対策にもなるNo.1リスニング教材。ヒアリングマラソンとも比較

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TOEIC対策にもなるNo.1リスニング教材。

目的

難易度

中級者~上級者向け!

お得度 14点/20点
手軽さ 16点/20点
オリジナリティ 16点/20点
信頼度 16点/20点
満足度 18点/20点
合計 80点/100点
  • TOEICのスコアを『テクニックではなく実力で』上げたい
  • ネイティブとたわいないおしゃべりを楽しみたい
  • 留学や単身赴任など、実際に英語を使う予定がある
  • 映画やドラマ等、エンタメ系の英語がわかるようになりたい
  • ……という人向け。

    この教材は英スタ『使える教材』四天王のひとつ。上の条件でピンと来たならぜひさっそく突撃をおすすめしたい(笑)

    無料体験ある教材なので、細かいことは置いておいてまずは気軽に体験からという選択もあり。

    >無料お試ししてみる<

    >体験者の声を見る<

    >仕組みをもっと詳しく知る<

    >公式サイトを見る<

    ざっくり言って、どんな教材なの?

    英文を頭からガンガン直訳し、スピーディーに理解していく癖をつける教材。 聞いてる先から訳し、理解を積み重ねていくことで、スムーズなコミュニケーションができるようになる。

    やることは非常にシンプルで、英文を『文章ごと』ではなく『2,3語ごと』に分割し、聞いてる先から意味を読み取っていく。慣れるまでは違和感があるけど、やってる先から「これは英語力つくわ……」と確信できる圧倒的説得力(笑)。

    あと『CD(音声)中心だから、両手がふさがってるときも勉強できる』のもポイント高い。特に満員電車や車を使う人にはめちゃくちゃ相性がいいんじゃないかな。

    CDの収録音声はちょっと独特。まとまった英文、少なくとも一行ごとに和訳をはさむスタイルが多い中

    ・2~3語ごとに英語と日本語を繰り返したり

    ・2~3語聞く→無音で意味を考えたり

    ・2倍速の英語音声(和訳なし)を聞いたり

    と、細かく細かく英文を分解。それこそ『考えるな、感じろ』ぐらいのスピードで意味を掴むくトレーニングをしていく。

    収録されている英文はそれなりに長文。海外旅行フレーズ集より一段上のニュースやインタビュー、コラムなどが中心で聞きごたえ / 読み応えがある。といっても、長文読解問題のような変なひねりはなく、あくまでもオーソドックスでシンプルな内容。だからこそ使い勝手がいい。

    独自の勉強法って何なのさ?

    スーパーエルマーの公式で謳われている『SIM同時通訳』。「アルファベットと漢字の組み合わせってなんか胡散臭い」とか言わないように

    『同時通訳』の名の通り、『聞いてる先から意味を理解していく』というもの。

    わかりやすく、『I live in Tokyo』を例に取ると

    【ふつうの和訳】Tokyoまで聞いてから『私は東京に住んでいる』と訳す

    【SIM同時通訳】『I』を聞いた瞬間から訳し始め、『私は 住んでいる 東京に』と訳す

    この方法だと、とにかく理解するのが早い。ぶっちゃけ、ネイティブは訳すのを待ってなんかくれない(笑)ってなわけで、このスピード感を養えるのが最大の強み。

    で、これを身体に叩き込むために、スーパーエルマーの音声は大体2~3語の『意味のまとまり(センスグループ)』ごとに無音を入れている。

    『英語の勉強をする』というより『英語を理解するコツを叩き込む』と言った方がイメージ的には近いかな。これが最初はもどかしいんだけど、慣れてくるとクセになる(笑)

    そもそも、英語は『大事なことを先に言う』言語。日本語は文末に『~ではない』がつくと意味がひっくり返るけど、英語はそんなことはない。だから頭から訳して理解していくって手が使えるんだ。日本人は日本語に慣れてるので『最後まで聞かなきゃ誤解する』って思い込みがちだけど、英語にはその心配は要らない。前のめりにガンガンいけばいい(笑)

    そんな『英語ならではの特徴をフル活用した勉強法』がSIM同時通訳、というわけ。

    ヒアリングマラソンとは何が違うの?

    ガチで実力がつく英語ヒアリング教材として有名なのが、これと『ヒアリングマラソン』。この記事を読んでいる人の中にはどっちがいいのか迷ってる人もいるんじゃないかな。

    この2つの違いは何かというと

    スーパーエルマー=短文を反射的に理解する力をつける。

    ヒアリングマラソン=訛り上等、ネイティブ速度の『生の英語』を聞き取る。

    こんな感じ。

    『スーパーエルマー』は標準語を学び、『ヒアリングマラソン』は方言が入り乱れた言葉を学ぶイメージ。コンセプトが違うので、収録されている英文の種類も違う。

    『スーパーエルマー』は典型的というか教科書的というか、オーソドックスで真面目な内容が多い。対する『ヒアリングマラソン』はインタビューにドラマ音声に映画レビューに現地ニュースに女子会トーク(!?)と、まさにごちゃまぜ。

    あと、勉強スタイルが違う。『スーパーエルマー』は『聞き方』『英語を理解する方法』を教えてくれるのに対し、『ヒアリングマラソン』はとにかく数で押してくる(笑)自分なりの方法が固まっていない人は『スーパーエルマー』の方が心折れずに取り組めるんじゃないかな。

    英スタとしては、英語慣れしていない人、ブランクがある人なら『スーパーエルマー』、英語圏で暮らしたい、中級以上を目指したいなら『ヒアリングマラソン』をオススメするよ。

    どちらもボリュームたっぷりなのでがんばって!(笑)

    ちなみに、ヒアリングマラソンのレビューはこちら!

    聞いてみた

    ……と、ここまで言葉で説明してきたけど、やっぱり、実際に聞いてみないとピンとこないよね?

    というわけで、CDからそれぞれの音声を抽出してみたよ!

    あけてみた

    というわけで、いよいよご開帳━━━━(゚∀゚)━━━━!!

    届いたのはこんな感じ。

    分量、多ッ!

    ちなみにこれは一括で申し込んだ場合。全部でテキスト6冊、CD12枚のボリューム。さらに、一括で申し込むと期間限定プレゼントで本編と同じぐらい大量のリーディング用教材がついてくる。(2015/06/10現在) これはお得。もちろん、一月ごとのコースもあるから、お好みで選んでね。

    テキストはこんな感じ。

    全文載せたもの

    意味ごとに区切って直訳を振ったもの+解説

    英文と日本語を分割して載せたもの

    一つの文章に対して、ここまでいろんなパターンを用意する教材が他にあるだろうか、いやない。

    まさにトレーニング。

    どんな風に勉強すればいいの?

    基本は『テキストを見ながら音声を聞く』……なんだけど、他の教材とは一味違う。CDには『英文+和訳』『ポーズ入り英文』『通し英文』『1.5~2倍速再生』の4種類の音声が収録されている。しかも全部意味のまとまりごとにブツ切りで、「聞き流しは許しまへんで」とトレーニングを要求してくる(笑)

    テキストがこれまた丁寧で、同じ英文を『全文』『日本語訳を振り仮名みたいに振る』『1ページを分割し、英語と対応する和訳を並べる』の3パターンで載せている。ある意味ねちっこい

    手を変え品を変え、同じ英文を4回聞いて和訳する……つまり、言われたとおりにやってるだけで反復練習ができる。英語も素振りやリフティングと同じで、繰り返しで実力がついていく。教材の側で繰り返しを準備してくれるのは嬉しいよね。

    ちなみに『スーパーエルマー』の難易度は

    『TOEIC600点未満、英検3~2級』

    初心者向けではないものの、’’中学卒業レベルの英語力があればいける。’’受験で英語をやっていたけどご無沙汰という人にはカンを取り戻すって意味でも向いてるんじゃないかな。

    ちなみに、もっと上を目指したい人のために上級コース(CBSコース)なんてものもある。腕に自信がある人はぜひ(笑)

    ちまたのレビューを覗いてみた

    「理屈は分かった。じゃあ、実際買った人の評判はどうなの?」

    い い こ と を 聞 い て く れ ま し た

    というわけで、ちまたの『スーパーエルマー』の実践者のレビューを集めたところ、こんな意見があったよ。

    ……と、なかなかの好評。見ての通り「ちゃんと英語を理解したい」って人に支持されてるね。

    意外に親切『無料お試し』

    『スーパーエルマー』は英語教材には珍しく、「無料お試し」ができる。通信教材は当たり外れが大きいから、まずは試してみたいよね? そういう意味では良心的。

    ……実は、教材本体を買う前に「無料お試し」を申し込んでいた(笑)。

    届いたのがこちらのセット。

    左側の白い封筒が「初回お試し」で、右側の透明な袋が「第一回目」。お試しと第一回をまとめて送ってくるのはよくあるパターン(笑)

    でも、エルマーはちゃんと第一回分の袋には「開けるな危険」シールが貼ってあるから、うっかり開けたりはしないと思う。

    開けるとこんな感じ!メインは冊子とCDだね。

    ……で。

    この冊子とCDなんだけど……

    宣伝とサンプルが混ざってる

    んだ。

    冊子はパンフレットとテキストが一冊にまとまってるし、CDはプログラムの説明にサンプル部分が混ざってる。ある意味上手い(笑)

    サンプル部分はVOAコース、CBSコース各一題分が入っている、しっかりしたもの。VOAコースとCBSコースでは難易度が結構違うので、自分はどっちが合ってるかを確かめるのにも役立つよ。

    ちなみにこの無料お試し。合わないと思った時は10日以内に第一回を未開封状態で返品する必要があるので気をつけてね!

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    そろそろ結論を……

    「英語を直感的に理解できるようになるための、実践型トレーニング」。

    英語を『聞いてる先から意味を拾い、言いたいことを理解する』クセを身につけることで、考え込まずとも英語を理解できるようになり、結果的にTOEICのスコアも上がっていく。

    英語教材のスタイルが『TOEICか英会話かどっちか選べ』と分かれがちな中、『英語が話せる、TOEICスコアも取れる』を叶えてくれる貴重な一品。

    CDがたっぷりついてるからリスニング特訓にもピッタリだし、英語を理解する方法を体に覚えさせるから、しっかり実力になるのもポイント。これで身に付いた実力は現場でこそ真価を発揮する……かもしれない。

    まとめると

    『日本人のクセを知り尽くした

    日本人が英語を使いこなすためのトレーニング教材。

    英語の地力を上げる効果が抜群なので

    英語を『使いたい』なら迷わず選ぼう』

    「TOEICの点は高いのに話が通じない」なんて、もう言わせない(笑)

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