イチローの英語インタビュー動画まとめ!果たしてその英語力は?

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2000年に初の日本人野手としてメジャーリーガーになったイチロー選手。

渡米から14年も経っているにも関わらず、いまだにインタビューや記者会見では必ず通訳を介して発言するので
「まだ英語が話せないのか?」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

しかし、チームメイトと談笑する姿が見られたり、インタビューでも通訳が日本語訳を伝える前に回答し出したりすることから、実はかなりの英語力なのでは・・・?

イチローは完璧主義者だから、たとえ少しでも間違えたくないんじゃないか?
などという噂もあります。

今回はイチロー選手が英語を話している貴重な動画をご紹介しながら、彼の英語力を検証してみたいと思います!

シアトル・マリナーズのCMに出演するイチロー選手。

丁寧に、正確に話そうとしているのがわかります。
最後の”Dude.”の発音には、アフリカ系アメリカ人の使うようなアクセントが見られます。
なかなか流暢な英語と言っていいですね!

こちらも、シアトル・マリナーズのCM。

こちらも丁寧で正確な発音。
自分の名前だけあって、”Ichiro”のRの発音はとっても綺麗です。
すこし残念なのは、是非その綺麗なRを、”for”のRにも活かしてもらいたかった・・・!

TV番組でのインタビュー。

「好きな英語の表現は?」と聞かれ、下ネタジョークを飛ばすイチロー選手。
一同爆笑していますが、実はこの表現、間違っています・・・(小声)。

イチロー選手は
“August in Kansas City is hotter than two rats in a fu&$*ng wool sock.”
と答えていますが、正しくは
“August in Kansas City is hotter than two rats fu&$*ng in a wool sock.”
です。違いがわかりますか?

これはまあ、日本語で言えば「クソ暑い」なんですけれど、
「暑い」に繁殖力の高いネズミをウールの靴下の中に入れたらやることは決まってるよな、という「アツイ」をかけたお下品なジョークです。

メジャーな下ネタなので、ちょっと間違っていても何のことを言っているのかは全て言い切る間でもなく全員理解しているんですね。

しかし注目したいのは、このインタビューがカンザスシティ・ロイヤルズとの試合後だったという点!
きちんとご当地ネタを盛り込み会場を沸かせたイチロー選手のポテンシャル、半端ないっす!!

グリフィス殿堂入りへの祝辞メッセージ

アメリカ人の使う、リエゾンで流れるような英語ではなく、単語ひとつひとつを区切って丁寧に正確に発音しています。

そのせいでより「日本人訛り」が顕著になってしまっていますが、どの単語も聞き取りやすく綺麗な英語です。
内容も通訳が考えたとはとても思えない、尊敬する選手への愛情溢れるメッセージになっていますね。

数少ないながらも、どの動画を見てもとにかく「丁寧な英語」を話すイチロー選手。

ネイティヴのような発音ではありませんが、自分がどう喋りたいか、よりも、誤解のないように、相手が聞き取りやすいようにということに重きを置いているのがわかります。

実際「なぜ英語でインタビューに答えないのか」との質問に、

「僕がインタビューを受けるとき、恐らく人々は僕が何かについてどう感じたか、だとか、僕の意気込みを知りたいからで、僕が英語で話すのを聞きたいわけじゃない。自分の野暮ったい英語で答えたら、要求に応えられないかもしれない。

もしかしたらその瞬間は楽しいかもしれないけど、僕の考えが知りたくて彼らは聞いてきているだろうと信じているので。母国語で返答したほうが、自分をちゃんと表現できていいんです」

と答えているそうです。

結論。

チームメイトへのメッセージや、下ネタジョークを飛ばせることからも、イチロー選手が普段英語を使って周りと交流し良好な関係を築いていることが伺えます。このレベルなら意思の疎通やコミュニケーションは完璧にできるはず!

と、いうことで、
「イチロー選手の英語力は高レベル!」
と言っていいと思います^^

2 コメント

  1. 私にはアイウエオに少しアクセントが付いているだけの、ジャパニーズイングリッシュにしか聞こえません。

    実際10年以上いてこの程度の発音はありえません。

    母音が五個しかない日本語の限界を日本人が理解しないと、この程度で英語力が高いって勘違いするのが一番の問題です。

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