アメリカ人の美容師と日本の修行文化

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美容院へ行く

師走の候、新年をスッキリとした気持ちで迎えたいと、

美容室に行く人も多いのでは?

うちの主人もその一人。

まだもうちょい美容院に行かなくても大丈夫そうだけど、今のうち行っておこうとなりました。

お洒落な義兄オススメの美容室

以前にも美容院ネタを1つ2つ紹介しましたが、

こちらは主人が最近になって行き始めたオシャレ美容室。

私自身、以前の経験から未だアメリカ人に髪の毛を切ってもらうことに抵抗があるのですが、

お洒落コンシャスな主人の兄の勧めとあって、腕の良いスタイリストの名前を教えてもらい、行ってみたのです。

しかし、登場したのは、

結構ヤングでイケイケなネーチャン

うーーーん。。。

この人で大丈夫かなぁ。

経験あんまりないんじゃないのー・・・。

堅い仕事してる人に合ったヘアスタイルとか作れるー!?

しかも、

He~y!

と登場。

うーん。。。なんか心配。

スタイリストの美容師歴

が、私のアメリカ人美容師へのトラウマをよそに、

イケイケスタイリストは、さくさくと主人の髪の毛を良い感じにカットして行きます。

さすが、くせ毛で絶壁じゃない人(主人)のカットは現地の人に任せて正解!

(やっぱりこのイケイケスタイリストでも、私の絶壁頭でぺったんこの髪の毛を任せるのは不安)

そして、完成したスタイルも大成功

うんうん、大満足!

主人のヘアスタイルをスタイリストに絶賛し、

何気なく美容師になって何年か聞いてみることに。

すると、5年と答える彼女。

じゃあ、下積みを最近終えた感じなの?なんて聞いてみると、

すっごい変な顔

あ!失礼な空気になったかも!と思い、

「あ、あの、日本ではスタイリストとして独り立ちするのに、ものすごーく時間がかかって
最初の2年とかはお客さんのシャンプーヘアドライしかさせてもらえなかったりするから・・・」

と弁解。

すると、超驚きの彼女。

私は学校卒業してから、すぐお客さんの髪の毛切ってるけど

と言うんです。

あれまー!!!なんて早い独り立ち!

そして、

そんな何年もシャンプーとヘアドライしかさせもてらえないなら、私ならすぐ辞める。だって、私の仕事はシャンプーじゃないもの」

とバッサリ。

日本特有の修行文化

確かに日本って一人前になるには、修行が不可欠、という文化。

私が大学を卒業して、新入社員で入った日本の会社でも、

最低5年の現場仕事を命じられ、自分のやりたい仕事に就けないけれど、転勤は経験させられる・・・

みたいな状況が当たり前でした。

そして、そんな環境で働く私を見て主人は、いつも

「なんで!?Maiko の才能や特技をなんで会社は生かしてくれてないの!?」

と激怒していたのを思い出します。

そうなんです。

アメリカ人って、

– 下積みとか、修行とか、なんでせなあかんねん!

– メインの仕事は、アホちゃうねんから、やりながら覚えるわ!

– 自分の才能に適したおっきいことを最初からやらせてくれ!

っていうスタンスなんです。

なので、何年も企業の中で将棋の駒扱いされるとか、来る日も来る日も美容院でもアシスタントとして働かされるとか、

信じられないことのようです。

同じ仕事ばっかりやなくて、なんで次のステップ行かしてくれへんねん!

というのが、彼らの言い分です。

ちなみに、働く側にとってはアメリカスタイルの方が嬉しいもの。

頑張れば頑張っただけ、出来るようになった分だけ上に行けるシステム。

でも、何年も何年も修行をするのことが良しとされるからこそ育ったのが、日本の職人文化

やっぱりお寿司にしたって、玄人の日本人寿司職人が握ってこそです。

そーんなことをイケイケスタイリストのネーチャンに話してはみたものの、

でも、私はそういう環境はイヤね

と、今更通じる訳ないのですが。