アメリカの男子サッカーが女子サッカーに比べて弱い訳

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主人の祖父から送られて来た手紙

ちょっとした病気のため、治療に通っている主人の祖父

先日、お見舞いのお手紙を送ったら、こんな写真付きのお返事が来ました。

そこには、幼少時代の主人の姿が。

出会って9年

主人の口からは一度たりとも聞いたことのない、サッカーボールを手にして笑っています。

それを見て、

「ねー、ねー、サッカーなんてやってたの?

と聞くと、

うん

と中学校からやっているというテニスやバスケの話と比べて、明らかに

ノリが悪い!

なんか嫌な思い出でもあるのかな~と思い、

「何年くらいやってたの?」

と聞くと、

「う~ん、5、6年かな。小学校の時

長っ!

イヤなことあったらもっと早く辞めてるわ!

「え~、知らなかった、サッカーやってたなんて。バスケやテニスの話はよく聞いてたけど」

と言うと、

みんなやってたよ。お兄さん(高校時代はバスケットやバレーボールのスター選手)もやってたし。カリフォルニアでは、子どもの時サッカーやるのは結構普通だよ」

とあっけらかん。

結婚して2年半。

そんなに長きに渡りサッカーに触れていたのにも関わらず、主人の家族の誰からもサッカーの話題を聞いたことがありません

アメリカは女子サッカーで有名だけど・・・

以前の投稿にもありますが、アメリカ女子サッカーで有名。

撫子ジャパンの強敵です。

でも、男子はというとサッパリ

そして、主人の祖父から手紙を受け取るまでは、

アメリカでは誰もやらないから、男子サッカーが弱いんだ」

という勝手な固定概念でおりました。

しかし、なんとまぁ。

カリフォルニアでは殆どの男の子が小さい時にサッカーを習っていると言うではありませんか。

そして、中学に上がると同時に、サッカーを辞め、バスケやバレーボール、アメフトや野球に転向していくんだと知りました。

運動神経の良い少年たちは、何の抵抗も未練もなくサッカーを辞めて行くというのが現実なんだそうです。

アメリカは何故女子だけサッカーが強いのか

では、何故男子サッカーは弱くなるのに、女子サッカーは強くなるのでしょうか

答えは、高校や大学のスポーツの助成金にあるんだとか。

アメリカは法律で、スポーツの助成金や奨学金に、性差別を禁じています。

この法律は、教育機関における男女の機会均等を目的としているため、

大学で男性だけのスポーツばっかりに助成金が流れ、男性だけがスポーツの機会を与えられたり、

男性のチームやスポーツだけが発展していったりするようなことがあってはならない、ということになります。

その結果、女子チームとして強く確立して行ったのが、
サッカー
ラクロス
ソフトボール、等
なんだそうです。

そして、推薦で大学に入ることを狙う運動神経の良い中学・高校生たち(将来のプロ選手のタマゴたち)は、

男子ならアメフト、野球、バスケットボールなんかに力を入れ、

女子ならサッカー、ラクロス、ソフトボールなんかに力を入れ始めるんだそうです。

みんなが経るスポーツなのに・・・

ワールドカップ予選の試合なんかの時に、

主人が全然男子サッカーに興味を示さないのは、

アメリカがあまり強くない = アメリカでは子どもの時からサッカーする人がいない

からなんだと思っていました。

しかし、そんなことは全くなく、聞いていると

日本の子どもたちよりもサッカー経験者比率は多いかもしれません。

アメリカ人の男の子たちにとって、大きくなったらやらなくなるのが、サッカーのようです。

確かに、将来人気のないスポーツに専念するよりも、

国家が誇る強いスポーツに転向して行くのは自然なことかもしれません。

ただ、そんなに多くの子どもたちがサッカーを経るのなら、もっとそっちにお金を注いでも良いのに、と私なんかは思うワケですが。