日本の授業では習わない挨拶
現地では当たり前のように使われている英語の挨拶を日本では習わない、なんて日常茶飯事。
“What’s up?”(「最近何か新しいことあった?」等の意)
はその代表例じゃないでしょうか。
そんな中で、どうも渡米時耳に慣れなかった挨拶があるんです。
そして、めちゃくちゃ簡単な表現なのに、なんだかんだ自然に言えるようになるまでに結構な時間を要した気がします。
今回は、街に出れば絶対一回は耳にする挨拶をご紹介します。
別れ際の一言
スーパーのレジでお金を払った後。
ちょっとでも店員と喋ったお店から出る時。
人に道を聞いた時の別れ際。
いっつも言われるのが、
“Have a good one!”
文脈からして、日本人お馴染みの
“Have a good day!(良い一日を!)”
と同じ意味なんだと始めから予想はつきました。
しかし、どうも違和感が取れなかったのが、
“Have a good ワン!”
という、最後の「ワン!」の部分。
別に犬の鳴き声のように、「ワン!」と言っている訳ではないのですが、
“Have a good day!” と言われると思ったのに、
「ワン!」
だと、なんっか違和感っていうか、あれ!?みたいな気持ちになると言うか・・・。
そして、耳では意味が分かっても、自分から言うのはいつも
“Have a nice day!”
で、日本の英語教科書の丸暗記みたい。
あ~、今日もサラッとかっこ良く
“Have a good one!”
って言えなかった~と思う日が続きました。
”Have a good one!” は、いつ使っても良い、楽な表現!
しかし、
“Have a good one!”
と言われるタイミングをよくよく考えてみると、
結局一日中!!!
“Have a nice day!” だと、”day” で日中のことしか言えないし、
“Have a good morning!” だと、当たり前だけど朝だけ。
すなわち、
morning、afternoon、night、weekend、holiday、year… なんの代わりにも使って良く、
いつ使ったって良いんです!!
そう。全く
「今は朝だから、morning って使わなくっちゃ」
とか、
「あ~!今の時間帯だったら、night って言った方がスマートだったよー」
とか言う悩みや後悔は不要なんです。
そして、
「じゃ、またね」
「行ってらっしゃい」
と言いたい時にも使えちゃう。
そうと分かれば、言っちゃえ、言っちゃえ~!
「ワン!」が耳に違和感とか、表現全体が耳に慣れないとか関係なし。
去り際、別れ際の、どの時間帯に使っても形になって、間違いにならない、
“Have a good one!”
使わなきゃ損です。
どうぞお試しください。