アメリカの料理本やガイドブックが味家ない理由

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日本の料理本とアメリカの料理本

我が家のIKEAの本棚には、旦那さんの本と、私が日本から持ち込んだ本とが並んでいます。

夫婦料理が趣味な私たち。

それぞれお気に入りのレシピ本が並んでいます。

が見るのは、日本で買って来た超大ファンの先生のレシピ本

が、大の料理好きダーリンが見るのは、

百科事典やんけー!

と思うほどの分厚くて、2色刷りの味気なーいモノ。

私の持っている料理本は、見ているだけで楽しい本。

なのに、主人の持ってる料理本は、読み込んでナンボの料理情報本。

たまに私も主人の料理本を使って料理しますが、作っていて至ってマジメな気持ちになるんです。

味気ないのは料理本だけじゃなくて、ガイドブックも

文字ばっかりは、料理本だけに始まった事ではありません。

きっと皆さんも一度は見た事があるはず。

外国人の旅のお供。

ロンリープラネット。

が、一度は開けてご覧なさい。

開けど、開けど、文字ばかり

地図の部分だって、簡易な直線ばかり。

一方、日本のガイドブックはと言うと、至って華やか。

全ページ、カラー印刷

イラストまで入っている。

お土産まで事細かに写真に載っていて、旅行に行く前からクリアに疑似体験できちゃいます。

主人が日本のガイドブックが嫌な訳

ちなみに、主人と旅行に行くと、主人がマジに嫌がるのがこの日本のガイドブック。

疲れる

とか言って、見ようともしないんです。

日頃もっと難しい日本語読んでるのに、何に疲れるの!?

何故そこまで頑な!?

と思うのですが、本人は断固拒否。

その理由を聞いてみると、

日本のガイドブック見てると、観光地で写真を撮る角度買うべきお土産食べるべき食べ物、全て、全て写真で指示されているみたいで、『自分だけの旅』ができないから」

と言うんです。

「日本のガイドブックは、誰かの旅を真似するためのガイド本だから、見たくない」

と。

・・・。

そういう見方をすると、確かにそうとも取れますね・・・。

あれだけ写真が豊富だと、教会やら寺院を目の前にした時、ガイドブックに掲載されている写真と同じ構図で撮ってしまったりしますよね。

私自身も、日本のガイドブックに掲載されている可愛いお土産物や、美味しそうな食べ物は絶対に網羅したくなります。

そして、結局は「現地での偶然なる人やモノとの出会い」というよりも、「ガイドブックに沿った旅」になってしまうのかもしれません。

そういうのが、イヤなんだと主人は言うワケです。

主人が日本の料理本が嫌な訳

話は戻って、レシピ本につても主人は言及。

「料理本も同じ原理や」

と、何故日本の料理本が嫌なのかも話してくれました。

「材料を見ながら、どんなものが出来るか想像しながら作るのが楽しいのに、写真が載ってたら面白くない」

「こんなのができるんだと思って作るのは、ただマネしてるだけ

盛りつけも模範があるみたいで、つまんない

理由だけ聞いていたら、

お宅はどんだけクリエイティブやねん!?

と言いたくてたまりません。

でも、この件に関しても、主人の考えが分からんでもないような。

文字だけを見て、出来上がりを想像するのが楽しい・・・っていうの、日本人には合わないですが、そういうのを好むっていうのは理解できます。

「私だけ」が好きなアメリカ人

日本人って結構マネっこしい

洋服でも、なんでもかんでも

「あ、ソレいいなー!」

と思ったら、すぐ人のマネ。

店員さんに

「それが一番人気なんですよー」

って言われても抵抗ないんです。

(アメリカ人だったら、「みんなが持ってるんだったらヤメる」って反応になります)

だから、料理本ガイドブックも、イメージが沸きやすいよう、マネしやすいよう、写真付き

は日本人の親のもとで、写真付きガイドブック写真付き料理本で育っているから、写真が無い方が違和感

でも、自分の独自性でもって料理や旅をすることを好むアメリカ人にとったら、写真は時として不要、更には邪魔モノになるようで。

私だけ」というオリジナリティを好むアメリカ人

ガイドブックや料理本にまでそんな思考が現れているんですね。