海外で活躍したいアメリカ人学生の味方、

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「サブレット」という賃貸システム

今日本で一人暮らしをしながら、海外留学を考えている学生さん。

留学している間、今住んでるアパートとか、家財道具はどうしよう~って考えたりしませんか。

アパートはとりあえず解約して、家財道具は実家に送るしかないか~、とか。

ちなみに、アメリカ人の学生は、“Sublet(サブレット)” という賃貸のシステムを使って、自由に世界を飛び回り、自分の可能性を掴んでいます。

例えば、主人のケースで言うと、それは私が渡米する前のこと。

ロースクール1年目と2年目の間の夏休み、カンボジアで開かれる戦犯裁判に参加することになりました。

カンボジアの滞在期間は2ヶ月間

ワシントンDCでのアパートは契約期間真っ只中で、引き払うには多額の解約金が発生します。

日本人なら、住まないアパートに2ヶ月も家賃を払うのか・・・と暗い気持ちになるんじゃないでしょうか。

でも、主人の取った行動は、前述の

Sublet (サブレット)と呼ばれる、又貸し

自分が住まない夏の期間中、ワシントンDCでアパートを探している人に家賃を払って住んでもらう、という方法を取ったのです。

又貸し相手探しに便利な、Craigslist というサイト

sublet してくれる人を探すのはもっぱらインターネット

主人も自分がカンボジアにいる間、ワシントンDCの政府機関でインターンをする学生を見つけ、アパートを又貸しすることにしました。

ちなみに、みんなが使っているメジャーなサイトが、

Craigslist (クレイグスリスト)

画面はテキストのみとシンプルですが、アメリカ地域別に分かれていて、最近では東京を始め、世界各地のバージョンもあるんです。

(この Craigslist、1995年に Craig さんという人がサンフランシスコのローカル情報を交換するために興したのが最初。Craigslist は、「Craig’s Listクレイグさんのリスト)」の意味です。)

内容は、
不動産情報
求人情報
チケット情報

など多岐に渡り、誰でも地元情報を提供することができ、誰でもその情報を閲覧することが出来るんです。

sublet や不動産情報で言えば、自分の探している地域、家賃相場、部屋数で絞込み、情報提供者と直接連絡を取り合います。

実際、私達も不動産屋には出ない賃貸物件をこの Craigslist で見つけました。

ただ、sublet が家賃面でいかに好都合とは言え、「自分のいない間、赤の他人に家を貸すって気持ち悪いな~」というのも正直なところ。

でも、家賃や何かが壊れたり紛失したときのためにデポジットを受け取ったり、大事なものは置いて行かない、入居・退去時の条件を互いに契約を交わす等して、最低限のマナーと安全は確保するのが通常。

貸す方も、借りる方も、相手をきちんと選べば、すごく合理的な手段なんです。

借りているアパートを気にせず、自由に留学にも行く学生達

sublet は、「元いた場所に戻ってくる前提での又貸し」だけでなく、アパート契約満了前に退出しなくちゃいけなくなった人の、

契約の残り期間を又貸し

というのもあります。

この場合は、留学を検討している学生にとって特に便利

まだ今自分が住んでいるアパートの契約が残っていても、残りの契約期間を他人に住んでもらえば、解約金は発生しません。

また、留学先からアメリカに帰国する際も、Craigslistsublet 募集者を検索。

そうすれば、今度は他人のアパートの「契約残り期間」に住めます。

sublet を上手に利用すれば、留学する前も後も、家の心配はありません。

主人の学校からも、海外に留学した8割の学生が sublet を駆使していました。

「家」に縛られずに、活躍するアメリカ人

カンボジアでの大きなインターンが決まったけど、アメリカのアパートの家賃はどうしよう・・・

ではなく

2ヶ月間カンボジアに行くことになったから、自分がいない間住んでくれる人を探そう!

と探し、

本当に見つかっちゃうのが前向きなアメリカらしいところ

日本人だったら、アパートの契約をどうしようと考えた時点で、お金での解決するしかないと思っちゃいそうです。

大きなチャンスのためにどんどん前進して行くアメリカ人

自己投資のために、「家」には束縛されず、「又貸し」してもらったり、させてもらったりしながら、臨機応変に対応していくアメリカ人

必ずしもアメリカ人全員がそういう訳ではありませんが、留学をして、世界で羽ばたこうとしているアメリカ人学生のたくましさや、フレキシブルさにはいつも脱帽させられます。

そんなタフなアメリカ人の友人達に囲まれ、私も渡米前よりは少しはたくましくなっていたら良いな~と思う今日この頃です。