NYのUNIQLOを訪れる!
ペンシルバニア州から、電車でニューヨーク日帰り遠足。
(目的は、9/11記念碑訪問)
マンハッタンにある巨大な駅、ペンシルベニア駅(通称 ペン・ステーション)に到着すると、エンパイアステートビルが間近に見えました。
ニュ、ニューヨークやぁ~!
ただ、今回の遠足の同伴者、私たち夫婦を除いて平均年齢64歳。
せっかく来たニューヨークだけれど、ショッピングも観光も若者ペースでは出来なさそう。
ここは、みんなのペースでのんびり行きましょか~・・・
と思った矢先、主人が
「みんなに日本でめっちゃ有名なUNIQLOというお店に連れて行ってあげたい!」
と言い出し、
お洒落アラ還アメリカ人をつれて、急遽ニューヨークのUNIQLOへ行くことになりました。
5番街に堂々とオープンしたUNIQLO
2011年10月にニューヨーク5番街に世界最大級店舗をオープンさせたUNIQLO。
周辺には日本でも大人気のブランド、H&M、ZARA、GAP、FOREVER21等も進出しています。
歴史的な建造物を生かした店舗が多い中、UNIQLO独特のシンプル且つ近未来的な店舗デザインが目立ちます。
ユ、ユニクロ・・・。やるやん・・・。
UNIQLOに対する、お洒落アラ還アメリカ人たちの反応
店内に一歩入ると、日本人の私でもそのダイナミックな雰囲気にビックリ。
こ、ここは本当にUNIQLOですか・・・?
日本のUNIQLOでは一切感じたことのない、お店の雰囲気に馴染み切れない自分がいます。
LEDや回るマネキンなど、最新のデザインや仕掛けが散りばめられた店内。
洋服にはあまり興味のないアーティストの伯父も
“So cool…!” と店内をぐるぐる。
お洒落なアラ還女性陣も、
「値段の割りに、良いじゃな~い!」と好印象。
服のデザインは日本と同じでも、サイズはアメリカ人用に直してあるようで、店内はお客さんで溢れていました。
私が気付いた日本のUNIQLOとの違い
カッコいい店内を一周すると、「ニューヨークで成功させたい!」というUNIQLO日本サイドの力の入れ様がひしひしと伝わってきます。
でも、違うのは店舗デザインだけではありません。
まずは接客。
アメリカ人店員には珍しく、みんなめっちゃ笑顔。
お客さんへの挨拶や声がけは完璧。
UNIQLOで働いていることが楽しそう。
以前コラムでアメリカ人店員の態度の悪さを紹介したばかり。
なのに、それを真っ向から否定するUNIQLOアメリカ人店員達。
なんなの、その笑顔・・・。
ホントにアメリカ人なの・・・?
ディズニーランドに行くと感じる、「スタッフみんなが心からの笑顔で若干コワイ」と良く似た気持ちになります。
この接客レベルがいつまで続くのか、気になってしまった私です。
そして、最後に外せない、もう一つの日本との差!
それが、UNIQLO店内のマネキンの身体表現。
ちょっとポージングがイケ過ぎてやしませんか・・・?
日本のマネキンはこんなセクシーショットしませんよ・・・?
どこか身体もグラマラスな気もするし・・・。
そんなセクシーマネキン達に、ファッション大好き義母も、
「うわ~、こんなセクシーなポーズするマネキン、あんまり見ないわね~」
と驚きのコメント。
日本人よりもセクシーさを求めるアメリカ人女性にもしっかりアピールです。
「ホント、細部まで頑張ってるな~」という印象。
UNIQLOが気に入ってもらえて嬉しい私
今回は日帰りのため、ゆっくりショッピングとまで至らなかったニューヨークUNIQLO。
でも、お洒落アラ環アメリカ人達は、店舗デザインや、シンプルでリーズナブルな洋服をしっかりエンジョイできたご様子。
毎月雑誌VOGUEを愛読している伯母も、
「駅からも近いから、今度ニューヨークに来たときにゆっくり来るわ~」
とコメント。
アーティストの伯父も
「あのお店ってオンラインストアあるかな?妻がさっき見てたTシャツ、プレゼントしてあげたいんだけど」
とこっそり私に耳打ち。
(アメリカではまだオンラインショッピングがないことを伝えると、ちょっとがっかりしていました。)
お洒落アラ環アメリカ人のこんな感想を聞いている内に、UNIQLO社員でもないのにすっかり嬉しくなってしまった私。
日本の物が褒められるとなんでも誇りに思えてしまうってやつです。
さっきまでは「ちょっとアメリカ人にしては不自然なんじゃない?」と思った接客。
それさえもが誇りに思え、お店を出てもニコニコと手を振ってくれるアメリカ人店員さんをも自慢に思ってしまった私です。