初めてのTOEIC試験5つの注意点。申込方法・会場・持ち物etc

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英検の天下はどこへやら、今や『英語の試験』といえばTOEIC。受験はもちろん就活、転職市場でも大活躍のこの資格。でも、意外と「個人で受けるときに何をどうすればいいんだ?」ってのがわからなかったりする。

とはいえ、「いまさら受け方なんか聞けないよな……」という人も多いはず。

というわけで、『いまさら聞けないTOEICの受け方』をここに公開。気づかれないように背後には注意(笑)

TOEICの基本その1~開催日は『地域によって違う』~

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受け方よりも先に、まず確認したいのが『TOEICの開催日』。「え、全国一斉開催じゃないの?」とツッコミが入りそうだけど、それは半分正しくて半分間違っている。

どういうことかというと……

TOEICは『地域ごとに、開催月が異なる』。要は、地域によって開催する月と開催しない月がある(受験日そのものは共通)。
たとえば、東京都は年10回で、沖縄県は4回、という感じ。公式サイトに地域別の開催月が載っているので、自分の住んでるところは何月に開催するのか調べておこう。

ちなみにTOEICは『受験地』を選べるので、地元で開催していないなら隣の都道府県で受験するという手もある。

TOEICの基本2~受験会場は選べない~

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今「TOEICは受験地を選べる」と書いたけど、ここで注意点が一つ。
選べるのはあくまで『受験地』であって『具体的な受験会場』ではない。『東京都』を選ぶことはできても『●●大学』を選ぶことはできない。

たとえば母校が受験会場になってて「久しぶりに母校に行きたいから母校で受けたいな」と思ったとしても、母校で受けたいと言うことはできない。

ちなみに受験会場は基本的に申し込み時の住所で割り振られるので、とんでもないところに飛ばされることはほぼない(笑)。

TOEICの基本3~申し込み期間厳守~

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公式サイトを見ればわかるけど、TOEICには『申込期間』がある。ネット申し込みかコンビニ端末申し込みかで若干の差があるけど、とにかく『申込期間内』に申し込まないと受験できない。
申込期間は大体『開催日の2か月前あたり』なので、それを目安に公式サイトをチェック。

それでは、いよいよ申し込み

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と、基本を押さえたところで具体的な申し込みに入っていこう。
まず、申し込みには2種類ある。

・ネット申し込み
・コンビニ端末申し込み

ネット申込はその名の通り公式ページから申し込む方法で、コンビニ端末申し込みはローソンのLoppiとかファミマのFamiポートとかああいう端末から申し込む方法。基本的な受験料はどっちも変わらない。
ただ、ネット申し込みはスコアが一週間早く確認できるサービスと『翌年の同じ月が割引価格で受けられる』というリピート受験割引がついている。あと、毎回住所とか入力しなくていいのでラク。

ここではネット申し込みの方法を解説しよう。

まず、ネット申し込みのためには『TOEIC SQUARE』に会員登録する必要がある。もちろん登録は無料。ここに登録をしたら、『TOEICテスト申込』から申し込むことができる。支払方法はクレジットカードとコンビニ決済があるので、クレカ持ってない人も安心。

あと、ここで注意事項が一つ。

『TOEIC SQUARE』には、必ず『自分が郵便物を受け取れる住所』を入力すること。

受験には受験票が必要なんだけど、これはTOEIC SQUAREに登録した住所宛に届く。つまり間違った住所を入れてしまうと受験ができなくなる! 始まる前に終わってるとか痛すぎる。素直に自分の住所を入力しよう。

受験の必須アイテム『受験票』と『顔写真』

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申し込みを済ませると、試験の2週間前あたりで『受験票』が送られてくる。受ける時に入口でチェックされるので、忘れずに持っていこう。
ただし、受験票をそのまま持っていけばいいわけじゃない。受験前にひと手間かける必要がある。
それは『受験票への顔写真の貼り付け』。受験票には顔写真を貼る欄があるので、受験日より半年以内の顔写真(タテ4cm×ヨコ3cm)を貼り付けておく。
なんと、受験票を持って行っても、顔写真の貼り付けがないと受験ができない!もちろんスナップ写真やプリクラなどは不可。ちゃんと証明写真機で撮った写真を使おう。

当日の持ち物

TOEIC公式からは、当日の持ち物として次の4つが挙げられている。

1.受験票(写真貼り付け済み)
2.写真付の本人確認書類(免許証や学生証、パスポートなど)
3.HBの鉛筆(シャープペン)、消しゴム
4.腕時計

ここでポイントなのが2と3。TOEICはやたらと本人確認が厳しくて、受験票と身分証明書を見比べての本人確認が行われる。大学受験より厳しいんじゃ? この身分証明書は『写真付き』がミソで、健康保険証のように写真がついていないものはダメ。

3は社会人の意外な罠(笑)。マークシートにボールペンは使えない。ボールペンで塗ったら詰み、もちろん貸し出しの鉛筆なんてものはない。先を丸くした鉛筆が一番だけど、愛用のシャーペンがあるならそっちでももちろんOK。

あと、消しゴムも地味に大事。大きすぎると余計なところを消すし、シャーペンの頭についてるものだと消しにくくてイライラする。TOEICはとにかく時間との闘いなので、消しやすいものを選ぼう。

ちなみに4の腕時計は無理に持ち込まなくてもいい。というのも、全体の時間管理は会場内の時計で行われるので、絶対にどこかしらに時計はあるからだ。ただし時計が見づらい位置にある可能性もあるちなみに、持ちこめるのは純粋な『腕時計』限定。携帯は当然として、置時計やストップウォッチも使用不可なので注意。

ちなみに、花粉症の季節は欠かせないティッシュは……試験中は『中身だけ』机に置くことが認められる(笑)カバーはもちろん、透明なパッケージからも出さなきゃいけない。ティッシュの中身だけが並ぶ机はなかなかシュール。

結果発表はいつ?

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受験をしたら気になるのが結果発表。大体3週間後ぐらいに、まずはネットでリスニング・リーディングそれぞれの点数が公開され、その一週間後に『公式認定証』が送られてくる。公式認定証にはリスニング・リーディングの点数だけでなく、語彙や文法などの項目別の点数や自分がどのぐらいの位置にいるかも書いてあるので、次回の受験の時にかなり役立つ。

まとめ

……と、色々書いてきたけど、ざっくりまとめると

● 申し込みは開催日の大体2か月前
● 申し込み時は正確な住所を書こう
● 受験票と顔写真、身分証明書は絶対に忘れるな
● 結果発表は一か月後

ということ。
それでは、良いTOEICライフを!

1コメント

  1. こんにちは。詳細なレポートお疲れ様です。

    自分は受験しませんが・・・少し補足させてください。

    受験票の写真は無くても受験できます。その場合、認定証に写真が印刷されないので・・・
    それでも良ければ受験していただくことになります。

    受験自体を断られるケースは、顔写真と本人確認書類の両方を持参していない場合に
    限られます。

    意外と多いのが12:30以降に到着する受験者です。できるだけソフトな言い方でお断り
    するんですが・・・なかなか納得されない方もチラホラ。

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